杉田水脈を比例名簿で厚遇し「適材適所」としてきた自民党。支持者の頭はどうなっているのか【適菜収】
【隔週連載】だから何度も言ったのに 第63回
このいかれた卑劣な女を再び政界に呼び込み、比例名簿で厚遇したのが安倍だった。「適材適所」などと言って野放しにしてきた岸田文雄も含め、自民党は極めて異常な組織になっている。
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某エセ保守、ビジウヨの類が、百田尚樹を批判していた。一瞬、正気を取り戻したのかと思ったが逆で、百田が安倍をけなしたからとのこと。もっとも、社会のダニが内ゲバをはじめるのは悪いことではない。
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デマゴーグや嘘つき、法螺吹きが幅を利かせる自民党。岸田は憲法改正に関し「自民党総裁任期中に実現したいという思いは、いささかも変わりはない」と発言。そもそも自民党の改憲案は、憲法の体をなしていない。統一教会≒勝共連合の改憲案と自民党の改憲草案が、なぜ酷似しているのかについても、日本人はきちんと考えたほうがいい。
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元総理大臣が反日カルト統一教会の広告塔。元国家公安委員長が統一教会系のイベントの実行委員長。元文部科学大臣が統一教会と「政策協定」を結んでいた。憲法改正実現本部最高顧問は統一教会の元顧問弁護士。これを異常とも思わず、この期に及んで自民党を支持するやつは頭がいかれている。
文:適菜収